Uunisepät Katriを例に、ウーニーセパットの製作工程をご紹介します。
ストーブ搬入
新築やリフォーム工事と同時進行で、屋外と屋内の途中まで煙突工事を行います。
ストーブ搬入前に一度倉庫で仮組みをし、再度梱包します。
ストーブはクレーン付きのトラックで搬入します。katriは2パレットで重量約1700kgです。
ストーブ組み立て
ストーブを設置するベースプレートを固定します。
ベースプレートが完成したら、エネルギーストーンと呼ばれるオリーブストーンの粉とキャスタブルを合わせて成形した人工石材を順番に積みます。
大変重いので、4人以上で慎重に運びます。
隙間ができないようレベルで水平を確認しながら、各段ごとに耐火モルタルを埋めていきます。
途中で煙突ダンパーとバイパスダンパーを取り付け、一番上までエネルギーストーンを積みます。
下塗り
全て積みあがったら、凹凸ができないよう全体に下塗りを施します。
下塗り終了後、2日ほど乾燥させます。
漆喰塗り 部屋の煙突を繋げる
乾燥後、漆喰を塗り、今回はブラウンのタイルを貼ります。
1週間ほど乾燥させます。
部屋の途中まで下りてきた煙突を本体の煙突と繋げます。
ガラス扉・オーブン・灰受け口などを取り付けます。
火入れ 慣らし運転
ストーブが完成しました。
いよいよ、少量の薪を炉内に組み、初火入れです。
不具合がないか確認します。
その後、お客さまに3~7日間慣らし運転を行ってもらいます。
慣らし運転後は、日常的に使っていただけます。
家の構造や生活スタイルによって異なりますが、1日1~3回火を入れます。
着火方法は、トップダウン燃焼とも呼ばれる燃焼室の8分目まで薪を詰めた後、上から火を着ける方法です。