
こんにちは!
気温がグッと上がってきた5月、薪ストーブを焚かなくなったら、煙突&薪ストーブのメンテナンスです!
ご自身で煙突と薪ストーブの掃除をされる、薪ストーブシーズン2年目以降の弊社のお客さまに、マックスウッド的お掃除セットを写真でご紹介します。
薪ストーブの種類や煙突の出方はお家・店舗によって様々です。必要な道具も多少異なりますが掃除前のチェックとしてご活用ください。

1:掃除機 古くてもいいので紙パック式がおすすめ。
2:ホース1m位 人差し指が入るぐらいの直径がおすすめ。
3:手袋 掌部分が滑らないタイプが良い。
4:ぞうきん3枚位 煤で汚れるので捨てていいようなもの。水で濡らしてきつく絞っておく。
5:ゴミ袋3枚位
6:新聞紙数枚
7:煙突掃除用のナイロンブラシとバー 曲がりがある煙突の方はスプリングコイルも。
8:ハケとワイヤーブラシ(必要に応じて)
9:マスキングテープや布マスカーテープ 必要に応じて。セロハンテープや新聞紙などで代用ok。
10:耐熱塗装の黒スプレー 必要に応じて。
11:プラスドライバー インパクトドライバーでもちろんok。
煙突掃除用ナイロンブラシ、バー、スプリングコイル、耐熱塗装の黒スプレーはマックスウッドの店内で販売しています。
アップの写真。
↓

ストーブ本体の掃除で、見落としやすい所
↓

ガスケットロープ用接着剤、弊社では箇所や容量によって使い分けています。

ワイヤーブラシでサビを擦ります。その後、水で濡らしきつく絞った雑巾で拭きます
新品のようにしたい方は、この後、耐熱塗装の黒スプレーで塗装をします。
掃除の後
煤(すす)の状態と量を見てみます
サラサラとしたパウダー状、量が少ない(ご飯茶碗1杯分くらい)
→上手に燃焼できています!自分に拍手!

固形状、量が多い
→問題あり!

燃料の問題→含水量の高い薪を使っていなかったか?細・中薪を用意せず、太い薪から着火を始めていないか?
技術の問題→空気調整レバーを絞り気味にして焚いてなかったか?
あまりにも多い煤の量(ご飯茶碗5杯以上)は、煙道火災につながり危険です。
常に煙突から煙が出ている状態で、薪ストーブを使っていませんか?ご近所にも迷惑です。早急に改善しましょう。
温度計が壊れていないか確認します。

(気温15℃なのに、50℃を指し壊れている温度計)
そして、正しい位置に温度計を置くことをお忘れなく!
(ストーブの機種により正しい位置は異なります。お手持ちの説明書をご覧ください。)
こんなところに置いてはいけない例です。
↓

お子さんが温度計を触っていて、金具が壊れたというお声を時々頂戴します。
薪ストーブを使用する日まで、お子さんの手の届かない所で保管しておくのも良いかもしれません。
最後に、
寒くなってきたら掃除をしようかなと思われている方、薪ストーブメンテは梅雨前に行うのがGoodです!
理由その1、炉内に残った灰が空気中の水分を吸って、ストーブ内部が錆びやすくなるから。
理由その2、万が一ストーブの部品が破損していたとしても、余裕を持って交換できるから。
輸入元に在庫が無い時もあります。この時期に注文しておけば秋までには間に合います。
理由その3、心に余裕ができるから。
寒い日は急にやってます。家族の「薪ストーブつけて~」という声にもすぐに対応できますよ(笑)
年に一度の掃除と点検を必ず行って、楽しい薪ストーブライフを送りましょう!
ご紹介した、煙突掃除用ナイロンブラシ、バー、スプリングコイル、耐熱塗装の黒スプレー、ガスケットロープ、ガスケットロープ専用接着剤、温度計をマックスウッド店内で販売しております。
その他、メンテナンス用品やストーブ部品(消耗品)なども販売しております。
ストーブの部品やガスケットロープの交換など、分からないことがあればお気軽にご相談ください。
工事や打ち合わせで店に居ないことがありますので、お越しになる前にご連絡いただけると有難いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。