
こんにちは!
薪ストーブを焚かなくなったら、煙突&薪ストーブのメンテナンスです。
点検や整備も兼ねて、年に1回は必ずお掃除をしましょう。
ほんとうは、梅雨入り前までに済ませるのがベストです!
梅雨入り前にメンテナンスを行う理由
その1。炉内に残った灰が空気中の水分を吸い、ストーブ内部が錆びやすくなるから。
その2。ストーブの部品が破損していたとしても、余裕を持って交換できるから。
輸入元に在庫が無い時もあります。
交換部品は早めにご注文ください。
その3。心に余裕ができるから。
寒い日は急にやってます。家族やペットの「薪ストーブつけて~」という声にもすぐに対応できます(笑)
では、今年もご自身で煙突と薪ストーブの掃除をされるシーズン2年目以降のお客さまに、マックスウッド的お掃除道具をご紹介します。
薪ストーブの種類や煙突の出し方はお家・店舗によって様々です。
必要な道具も多少異なりますが掃除前のチェックとしてご活用ください。
(薪ストーブユーザー1年目のお客さまは、販売用の掃除道具を持参しご説明に伺います。薪ストーブを焚かなくなったらご連絡ください。)
マックスウッド的お掃除道具
~基本~

1:煙突掃除用ナイロンブラシ
2:スプリングコイル 曲がりがある煙突は必要。
3:煙突掃除用プロフェッショナルバー
4:掃除機 湿乾両用や紙パック式がおすすめ。
5:ホース1m位 人差し指が入るぐらいの直径がおすすめ。
6:ゴミ袋3枚位 分厚く大きめのサイズ。
7:新聞紙数枚 外した煙突を入れた袋の底に敷く。
8:マスキングテープ
9:マスク PM2.5対応が良い。
10:ハケ 炉内の灰を落としたり必要に応じて。
11:ドライバー 煙突やロッキングバンドがビスで固定されている場合。
12:ぞうきん3枚位 本体やプロフェッショナルバーを拭いて汚れるので捨てていいようなもの。水で濡らしてきつく絞っておく。
13:手袋 掌部分が滑らないタイプが良い。
~プラスアルファ~

1:脚立 必要に応じて。
2:ライト 炉内部がよく見える。懐中電灯やスマホのライトで代用ok。
3:小さめのハケ 隙間の灰までこってり取りたい方。お古の歯ブラシで代用ok。
4:ワイヤーブラシ 錆を落とす時に。
5:耐熱塗装の黒スプレー 煙突・ビス・ストーブ本体の塗装剝がれ時に。
6:ストーブポリッシュ 耐熱性の高い光沢剤。ストーブ本体をツヤっとした黒色に仕上げたい時に。
7:保護メガネ
8:薪ストーブ専用ガラスクリーナー
9:レンガクリーナー 炉台のレンガや石についた煤や汚れを落とす。
10:養生テープ マスキングテープで代用ok。
11:マスカー 余計な部分に塗料がつかないよう遮断するためのマスキングテープと養生シートが一緒になったもの。新聞紙などで代用ok。
12:ペーパータオル ストーブポリッシュで磨く時やガラスクリーナーを拭き取る時に。古ぞうきんで代用ok。
ガスケットの交換
薪ストーブのドアなどにグルッとくっついているロープ状の物を「ガスケット(またはグラスファイバーロープ)」と言います。
ガスケットは、室内からの空気が炉内に入り過ぎて可燃焼を防ぐために炉内を密閉する役割があります。
消耗品なので、プチプチと切れていたりへたっていたら交換しましょう。

薪ストーブの機種やパーツにより、ガスケットの種類が異なります。
店内でガスケットと接着剤を販売しています。お使いの機種と交換箇所をお聞きして必要な長さをカットいたします。
弊社は交換箇所や容量によって接着剤を使い分けています。

ガスケットの交換はご自身で行うことができます。
参考YouTube▶https://www.youtube.com/watch?v=WHhu7ynvFVs
煤の量
以前薪ストーブの煙突掃除・本体メンテナンスにお伺いしたオーナーさまで、煙突に付着している煤が少なかったお宅の写真です。

【使用薪ストーブ:ヨツールF400 設置年:2011年】
煤の形状は粒子状で、量はおちょこ3杯ほど。
晩秋から早春までしっかり焚かれていてこの量です。
乾燥した薪の使用・空気レバーの調節など、正しく薪ストーブを使われている証拠です。
ご自身でメンテナンスをされている方は、おうちの煤の量と比べてみてください。
最後に
どうしてもすぐにメンテができない方は、炉内とアッシュトレイの灰だけでも取り除いておいてください。
分からないことがあればお気軽にマックスウッドまでご相談ください。
メンテナンスを必ず行って、次年度も楽しい薪ストーブライフを送りましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。