この秋、弊社のお客さまからの問い合わせで多かったのが
「台風の影響で倒木をもらえることになったのですが、割ったら薪に使えますか?」
です。
どんな樹木も薪になります!
しかし、しっかり乾かすことが条件です!
理想的な薪作りカレンダー(広葉樹じっくり2年乾燥ver.)
10~3月 伐採期

伐採後すぐ 玉切り期

玉切り後すぐ 薪割り期
玉切り後半年以上経過すると堅くなって、割りにくいです。
薪割り後 乾燥期

翌年の11月 乾燥薪完成

理想的な薪の状態は、含まれる水分が少ないこと。
薪ストーブに入るサイズまで薪を割ったら、自然乾燥で1年以上乾燥させます。
樹木の水分量が一番少なくなる秋冬に伐採された木を、効率よく乾燥薪にします。
「薪がどれくらい乾いているのか手軽に調べたい。」
薪含水率計で計ってみましょう。

計測したい薪を割り、割った面に含水計の針を刺します。
すると、写真のようにパーセンテージで含水率が表示されます。
15%以下の薪が燃料として理想的です。
いただいた薪は、見た目だけでは乾燥度が分からないことが多いです。
手軽に調べられるので弊社も使用しています。
気になる方はマックスウッドでお試しください。
含水率計は店内で販売しています。
「薪に適した樹種は?」
木ならなんでもOKです。
ただ、火着きのいい木やおき火が長い木があります。
例えばスギなどの針葉樹は火着きがよく、ナラなどの広葉樹はおき火が長いです。
では、広葉樹だけを薪にしたい!と思いがちですが、針葉樹も有効に使うべきです。
火付きの良さは焚き付けにもってこい。焚き付けがたくさんあると最初の火付けは安心です。
また、蓄熱型薪ストーブのユーザーさんで、瞬発的な火力の強さという特徴を活かした針葉樹だけを燃料にされている方も多いです。
「斧で割るのはもう大変!楽な方法ないですか?」
マックスウッドでは、弊社のお客さま限定で薪割機のレンタルを行っています。

2泊3日プランで1年間の薪を作られるご家族もいらっしゃいます。
薪割り作業が家族の絆を強くする!?のかもしれません(^^)
せっかくいただいた木を無駄にせず、しっかり乾燥薪にして燃料として有効に使いましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。